UC体験記

診断がつくまでの後悔ポイントまとめてみた【UC体験記】

星谷
星谷

こんにちは、星谷です。

発症当初の頃を思い返す時には、いつもセットで「後悔先に立たず」の言葉が頭にポワワワンと浮かんできます。

異変かんじて診断がつくまでの間、私はすごく無駄ともいえる時間を過ごしちゃったからね…。

でも「こうしておけばよかった、ああしておけばよかった」とかの思いはやっぱり、今の自分だから思える事なんだよな~って痛感もしていて。

そんなわけで、せっかくした後悔を有効活用?するべく、当時 異変を感じてから診断がつくまでの間の反省点をまとめてみることにしました。

これは私個人の体験談、意見です。症状の出方には個人差があり、経過も千差万別です。

過去をやり直せるなら一番やり直したいところ

以下にそれらを列挙してみたいと思います。

行く診療所を完全に間違えた

まずこれ。ていうかほとんどこれ。

風邪をひいた時と同じノリで「家から近い」し「まずは内科」と思って、安易に近場のクリニックを選択したことに反省しかない。アウト!

ただその私が行ったとこの先生、めっちゃくちゃ物腰やわらかいんですよ。いかにもマイルド~って感じで。

でも、もうほんとにそれだけなの。人当たりいいだけで、それ以上でもそれ以下でもなかったのよ……!

こわ~い医者も嫌だけど、人当たりがいいだけでは病気は治らないんだってまじで痛感したね……!

具合の悪い部分が明確な時は専門の科を受診した方がよい

基本的に、自分でどのあたりが部位が調子わるいのかを自覚している場合は、それを掲げている科を受診してみた方が色々と手っ取り早いです。

今は結構クリニックでも、「消化器内科」とか「呼吸器内科」とかって専門性が分かりやすい標榜のところが多くなりましたよね。

(昔はそういう風に細かい分類で掲げている所って今ほどなかったような気がするんだけど、気のせい?)

今はスマホでレビューとかも調べられるようになったし、前に比べればという程度ですけど、よさげな病院の目星が付けやすくなったのかなーとは思います。

逆に体調不良の原因がわからない場合には一般内科へ

一般内科とか総合内科とかの、内科全般やってます!みたいな所は、分かりやすく例えるなら「特定班」みたいな感じでしょうか。私は勝手にそういうイメージで捉えちゃってる。笑

別にどこっていう痛い部位なんかはないんだけれども「発熱」が続いている、といったような場合。一体何の病気が原因で「発熱」が生じているのか、すぐにパッとは分かりませんよね。

そういった時に、検査や問診など様々なスキルを総動員して、あらゆる病気の中からこれかもしれない、と病の特定をしてくれるのが一般内科、総合内科っていう所だと思っています。

それであの、めちゃくちゃピンポイントでごめんなんだけど、NHKの「総合診療医 ドクターG」観たことあるって人いるかしら……。その番組知ってる人は↑のイメージがしやすいと思う。

(あれ割と好きで たまにやってると観るんだけど、本当すごいよね…。病だけじゃなくて、その人そのものをちゃんと診てる感じが。)

とにかく病院に行く上で大事なことは…

信頼できるところに行きましょう(迫真)

あと、受診する科をある程度しぼれるのなら、しぼっていった方がいいかもしれません。(ごく個人的な意見ですが)

診てもらった結果、その医師の専門外だったので「専門の科を受診した方がいいから、紹介状書きますね」と別のクリニックを紹介される、なんて事もありますしね。

いずれにせよ、経験豊富なちゃんとした医師に診てもらえなければ、大事な時間を無駄にしかねません。

これは専門科を掲げている所とかでもそうですけど、実際にかかってみて「あれ?」と不安や違和感を覚えるようなことがあれば、そことはまた違うクリニックを受診してみるのもひとつの手だなと思います。

採血しなかった

これも本当に今思うと悔やまれる点のひとつ。

血液には様々な情報が詰まっており、採血で分かる数値の項目は多岐にわたります。

そして「炎症」も、あるかないかは採血である程度分かるんですね。

潰瘍性大腸炎は炎症の影響で、CRPや白血球の数値が高くなりがちなので、その数値の異常からも「おや?」となります。

38度を超える高熱が「続いてる」とかの状態って、大体の場合 身体によろしくない事が起こってます。というか高熱になると本人の消耗も激しいだろうから、すぐに病院にかかるに越した事はない。

私もずっと高熱が続いてて、緊急検査する前の何日かは40度を超えてたと思うんだけど。

今なら「いやもうどこかしらに炎症あるよね、ていうかお腹痛いならそこじゃね?」って思うのよね。今なら、だけど。

現在の私は、ひとまず「採血はしないんですか?」と聞くと思います。

大人しく待ち過ぎた

薄々、頭の片隅で「これで原因分からなかったらどうするんだろう?」と思いつつも、結局 検便の結果が出るまで数日間も大人しく待っちゃったんですよね。

「検査したし大丈夫だろ!」とか言い聞かせて。

上の採血の項でもいったように、今でこそ検便した当日の内に「採血もしてみた方がいいんじゃ…」なんて思えますが、当時の私は完全に病院に行き慣れてない人だったわけで…。

いや、病院に慣れたくはないんだけどね!?ほんとは!笑

うん……だから、「不安だし他のクリニックにもかかってみようか」なんて考え、思い付きもしなかったんですよね。

「検査」という、それっぽい事してる感に惑わされないことが大切。

それから、自分の体感覚がまだシグナルを発しているのに「一度病院には行ったし。特に何もないって言われたし」という事実で、不安な気持ちを無理に落ち着かせようとするのも危ないなぁ、と思いますね。

検便時にはまだ下血がなかった

排便時に鮮血がみられるようになったのは、腸内のウイルスを調べる検査の結果が出てから少ししてからの事でした。

もし検査時にすでに下血していたら、検査結果にも血液の反応とかが出て「おや?」ってなってたのかな?と思ってしまう事があります。

そもそも血液に反応するやつだったかどうかは分からないけども。いずれにせよ、診察の時に「排便時に出血あります」って言えたなって。

下血 (げけつ) とは……消化管内から滲み出た血液が、肛門から出ること。

その現れ方は、血混じりの便であったり、明らかな出血であったりします。

星谷

IBD患者の間では「こないだ羽目外しすぎたら下血しちゃってさ~」みたいな感じで、実はわりと使われるワードです。

周囲の聞きかじった知識を鵜のみにしない

これは、ついに下血するようになった頃の後悔ポイント。

一番上の姉は、前に内視鏡検査をしているクリニックに少し務めていたことがありました。

そして出血の話を聞いた姉は「腸から出血しているなら、便が黒っぽいはず」と教えてくれたのです。

私の場合は、見るからにフレッシュな鮮血でしたから、「肛門とかどこか切れての出血じゃないの」と。

「内視鏡検査のことを知っている人が言っている」という先入観と、私や家族の「何でもいいから安心したい」という欲求が混じりあった結果、

「そ、そっか~!下痢が多いからなのかなぁ…」みたいな、とんでもなくフワッとした反応になりました。

ただ、「出血していると黒い便が出る」という情報は、あながち間違いではありません。

この黒色便は、コールタールのように黒いという事から「タール便」と呼ばれますが、

例えば胃や十二指腸(胃と小腸の間)などに多量の出血があった場合には、このような黒い便となって出てくることがあるからです。

姉は、このようなケースを見聞きしたので、教えてくれたのでしょう。もちろん善意から。

しかし、便が黒くなるのは胃酸と血液が混じりあった場合。ですから、それらより下に位置する大腸からの出血では、普通に赤色~暗い赤色の血が出るのです。

情報は自ら判断して取捨選択する

今や情報社会。日々普通に生活を送っているだけでも、ものすごい量の情報が入ってきます。

ひとつの情報を盲信するのではなく、色々な情報の中から自分に必要なものを抜き取るという作業が必要な時代になりましたね。

昨今きかれるようになった、リテラシーってやつです。

このブログに載せている情報もまた、膨大な情報の中のひと粒にすぎません。あくまでも判断材料の一つとして使っていただければ幸いです。

あなたの体の声をくみ取ってあげられるのはあなただけ

結局のところ、「自分の体の声を自分がどれだけ無視せずに真摯に聞いてあげられるか」だなと思います。

自分の感覚に耳を傾けてあげましょう(戒め)

あなた以外にその感覚を分かってあげられる人はいないのだから。

とことん体の声を無視した結果がこれですからね!w

いやぁ、ほんと……当時の私に言いに行きたいよ。「あんた何やってんの?」って。

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