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ディズニー映画 実写版「美女と野獣」の世界観にどっぷりと浸かる

実写ディズニー映画版美女と野獣のベルのイラスト

こんにちは、星谷です。

4月21日より絶賛公開中のディズニー映画、実写版「美女と野獣」を字幕で観てきました。

良かった……本当に素晴らしかった……

余韻がずっと残っていて、観終わってからというもの、どうにも様々な感情があふれ出して止まらない状態が続いております (鼻息)

エンターテイメントと深いテーマがうまく共存している

今作はファンはもちろん、「ディズニー=大衆向けでしょ」「有名すぎるものは苦手」、「話は大体知ってるからいい」と敬遠している人にこそオススメしたい作品かも。

むしろ、「どうして周囲にうまく馴染む事ができないのだろう」と日々生きづらさを感じている人ほど、共感してしまうポイントが多いはず。

あ、流石に「そもそもファンタジーというジャンル自体があんまり…」っていう人には、無理にオススメはしませんよ。 流れるように出てくる「魔法のなんちゃら~」とかに、きっとツッコミが追いつかなくなってしまうだろうから (笑)

観客が好きな所にフォーカスして楽しめる

「美女と野獣」の何がすごいかって、娯楽として只々頭を空っぽにして楽しむことも、物語の中に見え隠れするヘビーなテーマを深く感じ取ろうとしてみることも出来るという点です。

きっと表現の仕方によっては、どこまでも仄暗い雰囲気をまとっているような 重みのある作品に仕上げることも可能でしょう。(実際、フランス映画版はダークで重厚感のある世界観よね)

それだけの、思わず考えさせられてしまうような要素がこの「美女と野獣」にはあります。

そんな 重い要素と、子供から大人まで老若男女みんなが楽しめるエンターテインメント性――「陰と陽」ともいえる相反するものが、絶妙なバランスで共存しているんですよね。

結末がわかっていても、何度だってハラハラドキドキ、泣いたり笑ったりできてしまう。ギュッと濃縮された夢のひとときを過ごさせてくれる辺り、流石ディズニーだなぁ、と思います。

アニメ版にほぼ忠実+より深い人物描写

ディズニー「美女と野獣」のファンであればあるほど気になってしまうのが、変に改悪されてはいないだろうか?という点ではないでしょうか。

それに対するアンサーは、端的に言えば上の見出しの通り。ひとたび観てしまえば、それは杞憂だったということが分かるでしょう。

楽曲も、アニメ版に使用されている曲が全て登場するのに加え、新たに作られた3曲が物語に彩りを添えています。

既存の曲の歌詞は、変更されている箇所もあるので、そこは好みがわかれるところかもしれませんね。

個人的には、今作でプラスされた新曲がめちゃくちゃ心にきました……。楽曲に関しては、また長くなるので追々別に書きたいと思います。

アニメ版を知っていると、つい違いを比較してしまいますよね。

ただ、今作で加えられた演出はどれも 登場人物の背景を深く掘り下げ、より作品に奥行きを持たせるためのものであるという事は、観ていてひしひしと伝わってくると思います。

あ。「そもそもちゃんと美女と野獣を観たことないわ」って人でも、もちろん楽しめますのでご安心を。むしろ比較対象がない分スッと入ってくるかもしれませんね。

あとでアニメ版も観たくなるかも?

求める”実写化” ってこういう事よね

実写化におけるガッカリ感って、映し出されたものが 自分の中で思い描いているものと違っていたという、イメージのズレから生じますよね。

「好きな作品」は 自分の中に特別なものとして刻まれているからこそ、そのズレがいっそう際立って感じられる…。

有名で人気のある作品は 多くの人の目に触れやすい分、観客がズレを感じるリスクも高くなります。

観ている人の数だけ思い描くイメージが存在するのですから、それは仕方ない事ともいえますね。

この「美女と野獣」という超人気作品においても――いや、超人気だからこそ、「アニメーションで既に高い完成度を誇っているのに、実写化する意味あんの?」と、あまり良いイメージがわかなかった方も多いのではないかと思います。

実際、”実写化” というと「人気で儲かるから実写化しとこうぜ!」みたいなニオイを感じる作品も少なくないですし、そういった半端な作品から「実写=ガッカリする」というイメージが定着してしまっても、無理はないでしょう。

ただ、私は「美女と野獣を実写で見ることができて良かった…!」と心から思います。

「これよこれ!”実写化” に望んでいたのはこういうものだよ!!」と心の中で叫びながらぷるぷるしちゃったもんね。

そりゃあ、「全肯定でズレを全く感じなかった!」ってわけではないですよ。

家臣たちが想像以上にリアルな質感で、初めてプロモーションムービーを見たときには「お、おう…」となりましたし (笑)

だって、ポット夫人とチップの陶器感とかさw

自分の頭のなかにはアニメのポット夫人しかいないから、なるほど顔はこうなるんだ!って。

ふと思う「違和感が少ないってすごくね?」ということ

自分の中とのズレが、あっても微細なものなんですよ。

これだけ有名な作品でありながら、感じさせるズレが少ないというのは、とても凄いことだと思うんです。

制作陣の作品への愛とリスペクトをひしひしと感じますよね。よくぞここまで……。ありがとう、超ありがとう……!

三次元化されたことによって増したリアリティ

これは実写ならではの利点といえるでしょう。

なんて言ったらいいのかな…肌で感じられる、というか。

質感などの感覚がより想像しやすくなったことにより、登場人物たちの心情もまた、ダイレクトに伝わってくるなぁ、と思いました。

黄色のドレスをはじめとした服飾品も必見

18世紀のフランスが舞台なだけあって、デザインがどれも華美で凝っていて素敵。

冒頭の舞踏会のシーンとかね、すごいよ (笑)

そして「美女と野獣」の美女にあたるベルといえば、鮮やかなイエローのドレスがとても印象的ですよね。

ポット夫人歌唱の「♪美女と野獣」をバックに、煌びやかなシャンデリアの下で踊るベルとビーストの姿は、思わずため息がもれてしまいます。

ベルのドレスだけでなく、ビーストの衣装もめちゃくちゃ素敵なんですよ。濃い青に金色の刺繍が映えていて、そして襟元のフリルのレースもまた繊細で目を惹きます。

ドレスのボリュームおさえめ?と思っていたけど…

実際に映画をみる前までは、結構ウエストからすとーんな感じなんだ、という印象を持っていました。

もうちょいプリンセスラインがいいというか、ウエストのくびれからのスカートのふくらみが欲しいなー?と。何かとボリュームを欲しがるのは姫に憧れる乙女心 () です、お察しください (^^)

けど、踊っているシーンをみてすぐにこのデザインであることに納得しました。計算しつくされてのこれなんだな、と。

動きがついた時にものすんごく美しいんです。特にターンした時なんかもう、ふうわりと優しく広がるドレスに「くう~!美しい!!」と思わざるをえなかった…。

デザイン自体とってもシンプルですよね。だがそこがいい (握りこぶし)

施されている刺繍もとっても繊細です。

普段着の青いワンピースも魅力満載

この青い (水色) ワンピースも可愛くて素敵ですよね。青は知性を感じさせる色ですから、ベルのキャラクターにぴったりです。

実写版では、家事をする時はウエストのリボンに手拭いをさげたり、スカートの裾を一部ひっかけて上げたりして、動きやすくしているのがまた良い感じ。

知的なベルが、利便・機能性を重視している感じが衣装からも見て取れるのが楽しいですよね。

おわりに

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

くっ…、伝えたいことがありすぎて、結果的にどっかの回し者みたいな無難な感想になってしまったのが悔やまれるところだけれど……。

「美女と野獣」をみていると、”人間の心” とは…とつい考えてしまいます。

時折この味わい深い作品について書くこともあると思いますが、その時にはよろしければ、またどうぞお付き合いくださいね。